きものトピックス

2023.2 TOPICS

秀吉が命名したと伝えられる和菓子

秀吉が命名したと伝えられる和菓子

 餡を求肥などで包んで丸くし、きな粉やうぐいす粉をまぶした「うぐいす餅」は、早春によく食べられる和菓子。その歴史は天平年間まで遡り、郡山城の城主だった豊臣秀長が兄の秀吉を招いた茶会を開く際、城の入口付近に店を構えていた菓子司に命じて作らせたのが始まりと伝えられています。秀吉がこの餅を気に入り「うぐいす餅と名付けよ」と命名しました。今ではうぐいす粉をまぶすことが多くなっていますが、もともとはきな粉をまぶしたものでした。当時のうぐいす餅を作った菓子司は現存し、きな粉をまぶした当時の餅を作り続けています。