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2023.10TOPICS

里芋を供えていた名残

里芋を供えていた名残

 お月見の際にお供えする団子は、地方によって少しずつ異なります。関東では丸い形、京都や大阪では、細長い形が主流となっています。丸い形は月ですが、細長い形は、かつて供えていた里芋の形を模したもの。団子に巻いた餡は雲に見立てたもので、こしあんか粒あんかによって食感の違いが楽しめます。