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今年の浴衣はどうする?仕立て上がり浴衣と反物浴衣の違い

登録日:2023.06.15

着物知識

こんにちは、きもののいわきです!

日に日に暑くなり、夏が近づいてくるのを感じますね!

夏といえばお祭り、花火、そして浴衣ではないでしょうか。

きもののいわきでは「仕立て上がり浴衣」と「反物の浴衣」を取り扱っております。

それぞれの解説とメリット、デメリットをご紹介いたします!

 

 

仕立て上がり浴衣

仕立て上がり浴衣とは、その言葉の通りすでに仕立て上がっている浴衣となります。

「プレタ」という言い方もしますね。

サイズはSMLで販売しているメーカー様もありますが、フリーサイズのワンサイズで販売するメーカー様がほとんどです。

 

メリット

・流行りの柄が多い

仕立て上がりの浴衣な流行りの柄が多いです。タレントさんやアイドルの方がデザインに携わっている浴衣も多くみられますね!さらに今流行りのくすみカラーや、大きい柄も見かけるようになってきました。

・帯、小物を合わせやすい

すでに浴衣の形をしているので、帯や小物を選びやすいです。

試着も可能で、実際に着た時のイメージを掴みやすいのも特徴ですね!

・お値打ち価格

反物をお仕立てするのに比べて、お値打ちなのも特徴です!

基本的には数千円で購入できるものが多いですね。

シーズンになるときもの屋さん以外にも、スーパーや衣料品店でもお値打ちで取り扱いがありますね。

 

デメリット

・サイズが合うことはかなり稀

先述の通りフリーサイズやSMLのサイズがありますが、浴衣のベストサイズはおきものと同じく身長や腕の長さ、ヒップに合わせたサイズがベストサイズです。

なので、仕立て上がりで全ての寸法が合うことはかなり稀です。

・流行り廃りがある

メリットとして流行りの柄が多いことをご紹介しましたが、それは逆に言えば流行り廃りがある、ということ。

長く着れるものをお求めの方にはおすすめしません。

 

 

反物浴衣

ゆかた 生地

反物浴衣とは反物(生地の状態)で販売し、そこからお仕立てする浴衣となります。

お客様のサイズに合わせてお仕立てをします!

 

メリット

・種類が多い

きもの屋さんであれば、夏前に多くの浴衣の反物が並ぶと思います。

反物は柄の種類もそうですが、麻や綿紅梅、絞りなど生地の種類も数多く取り揃えております!

⇩生地についてのブログ記事はこちら

生地でこんなに違う。ゆかたの生地の種類と特徴!

・サイズが合うので、より美しい着姿に

お客様の体の寸法に合わせてお仕立てするので、全てぴったりになります。

とっても美しい着姿になりますよ!

・流行り廃りがない柄が多い

反物の浴衣は昔ながらの麻の葉文様など古典文様をアレンジしたものや、柄ではなくグラデーションのものなど流行り廃りがないものが多いです!

 

デメリット

・お仕立てがあるのですぐには着れない

反物は生地の状態なので、お仕立てをしなければ着れません。

ヶ月前後期間をいただくので、早めのご用意をおすすめしております。

その分、出来上がった時のワクワクと喜びは大きいです!

・お仕立て代がかかる

反物代とは別にお仕立て代がかかるので、お仕立て上がり浴衣より少々お高くなります。

長く着れるいいものをお求めの方におすすめです!

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

当店では反物、お仕立て上がり浴衣も取り揃えさせていただいております!

今年の夏は浴衣で夏を楽しみましょう!

 

 

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